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釣りとダンスと旅行が好きな大学生。日々細々と生きてます。ここは、自身の趣味や気になったことが、つらつらとゆらゆらと綴られてく場所。

【100均釣り具シリーズ】釣れるとウワサのダイソージグには2種類ある?!ジグロックとジグベイトの違い

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みなさんはダイソーって利用されてますか?

100円均一で物が売ってあり、品揃えが豊富で幅広く何でも揃っちゃう、非常に便利なお店ですよね。最近は家の片付けにもハマっており、収納グッズにも良くお世話になっています。

そんな便利な商品が色々と揃っているダイソーですが、実は釣り用品も結構ラインナップが豊富なのです。

ルアーに釣り糸にガン玉にと、割と多くの種類の釣り用品が売られています。最近では釣竿セットなんかも売られ始め、これが割と評判が良く釣り系のユーチューバーに取り上げられていることも増えました。そんなダイソーに売られている釣具の中でも、今回はメタルジグについて触れていこうと思います。

 

 

 

ダイソージグ

ダイソージグとは、文字通りダイソーで売られているメタルジグのことです。

このダイソージグですが、100円なのに本当によく釣れます

売られている店舗とそうでない店舗があるようですが、私の住んでいる地域のダイソーには売られています。取り扱いの有無には、その地域では釣りが盛んであるとか店舗ごとに売れ筋の商品が違うなどいくつか要因があると思いますが、どこかには必ず取り扱っている店舗があると思いますので諦めずに探してみてください。

手に入れて損はない商品ですよ!

ちなみに過去の記事を見てもらえれば分かると思いますが、私もショアジギングの際にはかなりお世話になっている商品です。 

kyatap4869bf12.hatenablog.jp

そんなダイソーのメタルジグですが、実は2種類あるんです。

それが、グロックジグベイト。お互いに3色ずつの展開になっています。

以下ではこれらの違いについて、それぞれまとめていこうと思います。

 

グロック

グロックとはどのようなメタルジグかというと、こちら↓↓

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グロックには、ブルーピンクシルバーグリーンゴールドの3色がラインナップされています。塗装は100均らしく雑さを感じますが、釣れてしまうので全然問題なし。むしろハゲきってからでも釣れる時は釣れるので、もはや何もなくても良いのではとさえ思います。

重さに関しては、18g28g40gとあります。写真のようにグラム数の前に「約」と書いてあるのがいかにも100均らしいですよね(笑)

色やグラム数にそれぞれ3種類の違いがありますので、水深や水質などその時のコンデションによって分けて使用しましょう。

 

このジグロックですが、重心が中心にあるセンターバランスをとっています。中心付近が太くなるように作られているため、水中ではひらひらとしながら落ちていきます。

そのため、リフト&フォールが効果的です。

魚は落ちてくるものに対して良い反応を見せる傾向があるため、フォールを大切に使いつつアピールしていきましょう。

もちろん、ただ巻きでも釣れますし、その時の魚の反応を見ながらアクションのさせ方を調整することが重要です。

 

ジグベイト

続いてジグベイトです。ジグベイトとはこんな感じです↓↓

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どうですか?ジグロックよりもスリムな印象ですよね。

このジグベイトは、後ろに重心があるタイプのメタルジグです。

そのため使い方もいたってシンプルで、ただ巻きが有効なジグと言えるでしょう。ただ巻くだけで本物のベイトのように泳いでくれるため、初心者にとっても扱いやすいメタルジグです。

ただし、フォールの際にはお尻の方から沈んでいくため、注意が必要です。

 

ターゲット

これらのダイソージグのターゲットは、主に青物・根魚・シーバス・ヒラメ・マゴチなどのフィッシュイーターになります。私はよくショアジギングでツバス(ワカシ)やハマチ、カサゴ、エソ、タチウオなんかをこのダイソージグで釣ってますね。30〜40くらいの大型のアジもよく釣れます。アジも大型のサイズになると引きが強く釣っていて面白い魚ですね!

 

そんなダイソーのメタルジグですがそれぞれ違った特徴があります。

特にグロックの方はひらひらと落ちていくため、根魚や底付近にいる魚にも効果的です。実際に上記に貼った過去記事の中でも、このジグロックを使ってカサゴを釣り上げている画像があります。

 

反対に、ジグロックはひらひらさせられる分早く巻いてアピールさせることには向いていません。そのため、早く巻いた方が魚の反応が良い場合ジグベイトの方が適しているでしょう。ジグベイトは尻尾を左右に振りながらスイスイと泳いでくれるため、魚の活性が高い時なんかにはおすすめです。本当にただ巻くだけで釣れますよ。

 

 

ダイソージグの良し悪し

ここまではジグロックとジグベイトを詳しく見ていきましたが、当然メリットもあればデメリットもあります。その部分について触れていこうと思います。

 

メリット

コスパが良い

まず最大のメリットは、圧倒的にコスパが良いということが挙げられます。釣り自体そんなにお金がかからないものだと思っている方もおられると思いますが、結構お金のかかる趣味です。ロッドやリールでも、安いものは数千円で揃えることができますが、より良いものを使おうと思えば普通に万は超える商品ばかりですからね。そんな釣具の中でもルアー代って意外とかかるもの。商品によっては2000円を超えるものもザラです。ですので、釣り人にとっては安くて釣れるものがあるのであればぜひそちらを使いたいと考えますよね。

 

ロストが怖くない

これも釣りをする上ではかなり重要な点となるでしょう。その安さ上に無くしてもあまり精神的な負担が少ないことがメリットの1つとして挙げられます。1つ1000円以上もするようなルアーを無くした時の悲しみはなんとも言い難いものがあります。無くしたことのある方は分かると思いますが、ロスト後の釣行に非常に影響します(笑)

これでもかというくらい落ち込みますし、その日の釣りを続ける気力も無くすかもしれません。なので、無くしても「100均のだし、まあいっか!」という気持ちを持てることはかなりのメリットでしょう。

 

しっかり探れる

上記に書きましたが、ロストが怖くないが故に、根掛かりなどの不安があっても結構攻めた部分まで探れるというところも大きなメリットだと言えるでしょう。普通のルアーでテトラなどの根がかりの多いところで釣りをする際には、根がかりが怖いため足下までしっかりとアクションさせてきたり探ったりするのは難しいと感じてしまいますが、ダイソーのジグならそれが平気でできてしまいます。朝まずめの時なんかは、特に足下までターゲットとなる魚が来ているなんてこともしばしばあります。なので、このきわどい部分まで攻められるということができるだけでも、釣果がグッと変わってくるはずです。

まあなんてったってダイソーのジグは安いですもんね。どんな場所でもどんとこいですよ!

 

デメリット

次に、デメリットについてです。

 

塗装が剥がれやすい

ダイソーのジグロック・ジグベイトのデメリットは、まず塗装が剥がれやすいという点にあります。100均なので仕方ないといえば仕方ないですが、ダイソージグは塗装がとても剥がれやすく、何回かしか投げていないのにもう剥がれてしまったなんてこともあります。まあ、正直剥がれたままでも魚は食ってきますので、ここは見た目の良さを重視するかで変わってきますけどね。

塗装をできるだけ剥がしたくないという方には、同じくダイソーで売っているマニキュア用品の所に置かれているトップコートを塗れば多少は長持ちします。2〜3回の釣行のたびに塗りなおせばOKです。

 

フックが弱い

次に、付属のフックの作りが甘いということ。これも100円のものなのでクオリティーは仕方ないですが、付属のものだけで大きな魚と勝負することになった際には不安が残ります。ですので、他のトレブルフック等に付け替えるのが良いでしょう。

 

アシストフックが付いていない

そして、アシストフックが元々付いていないということも挙げられます。アシストフックとはメタルジグのフロントの部分につけるもので、青物は頭を狙って捕食するので、特にここに掛かることが多いです。なので、魚のフッキング率を上げたい方やバラシを少なくしたい方は別でアシストフックのみで売られている商品を購入して付けておいた方が良いと思います。

元々アシストフックがついているメタルジグも釣具屋さんを始めとして売っていますのでそちらを購入するのも良いでしょう。

ダイソージグではなくなりますが、おすすめはメジャークラフトジグパラです。

価格も比較的安いですし、とりあえずこれを何個か持っておけば重要な場面で役に立つことでしょう。

 

 

まとめ

今回はダイソージグであるジグロックとジグベイトの違い、それらを使うメリットとデメリットについて書いていきました。

フックについては釣る人の考え方によって変わってきますので、好きなようにダイソージグをカスタマイズしていただくのが一番だと思っています。

それにしても、こんなにも夢と希望が詰まっているメタルジグってなかなかないと思います。

これから「ショアジギング始めたいなー」なんて思っている人もダイソーのジグを使ったことがない人も、ぜひ一度このジグを使ってみてください!